【信大近くの和食×フランス料理店】元公邸料理人のシェフは一体何者?!瀬田  金行さん

みなさんこんにちは、マーサです!夏休みも残りあと1日!?今回は食べることが大好きな私が見つけた信大周辺のお店で、元大使館公邸料理人をされている方にお会いしました。今回のインタビュー記事では、そのシェフをご紹介いたします!

自己紹介

 

瀬田  金行さん  70歳 日仏融合料理「ビストロ瀬田亭 コツナ」オーナー・シェフ
長野県安曇野市出身で日本大学法学部卒業。東京やフランスでの修行を経て、スペイン日本大使公邸料理人ベルギーEC日本政府代表部大使公邸料理人として海外勤務。
帰国後は兵庫県・東京に順にお店をオープン。NHK「きょうの料理 ビギナーズ」料理監修・ドラマ料理指導、「はなまるマーケット」他に出演。いろんな現場で料理指導を行い、自身の本も出版されています。
現在は松本市北深志の一軒家で奥様と住まれながら、一階でお店を開いています。素晴らしい経歴をお持ちの瀬田さんに、公邸料理人とは?なぜ松本に?などいろいろインタビューしていきます!

インタビュー

料理人へのなりたち

ー瀬田さん、料理人へはどのようなきっかけでなられたのでしょうか?

地元・安曇野で18歳まで中高時代を過ごし、中学生の頃から料理人になりたいという思いがありました。親に大学は行けと言われて、日大に進学しました(笑) 卒業後は専門学校等ではなく、修行の道に入りました。

ー最初は東京でということでしたがエピソードお聞かせください!

まず東京会館のレストラン プルニエに入りました。大きい宴会場だったので修行する人は何十人といました。当然最初からキッチンに入ることはまずなく、ホール(ウェイター)の仕事をしていました。料理の仕方というよりも、どんな順番で料理が出たりや料理に合うワインの銘柄などを知識として身に付ける経験ができました。

(上高地帝国ホテルアルバイト時代の瀬田さん:右)

ーその後、いつ頃フランス留学を決めたのでしょうか?

25歳の時に、単身フランスへ行くことを決意致しました。きっかけは、当時日本にはまだ来ていない情報が沢山あって、それを自分で学んできたい!と思ったからです。最初は一人暮らし、語学学校でフランス語を勉強しながら、いろんなお店に手紙を出しまくって修行場所を探しました。手紙では全然だめだったので、自分で足を運ぶことに。そこで優しそうなシェフ ジョルジュブランさんに出会い、一か月研修の予定が2年間も修行をしました。

帰国後~公邸料理人になる

ー情報もコネもなく一人でフランスとは…かなりすごい挑戦でしたね!修行後、最初は日本で料理人をやられたのですか?

日本で外交官の知り合いがスペイン大使に就任することになり、彼から公邸料理人をやらないかと誘われ行くことにしたんです。28歳の時には一緒にスペインへ行きました。またこれも、言葉すら知らないし話せなかったので気づかいは本当に心がけていました。国王・各国大使・VIPにふるまい、多くて一人で80人分を作ったりと大変でしたが、3年半やりました。

その後、外交官の彼がベルギーへ転勤になると同時に、またそこでも公邸料理人をやらせていただきました。ベルギーは経済的・地域的にもいい所で、ここでも3年間務めました。ちなみに公務なのでパスポートは公用旅券で緑色なんですよ~!

(ベルギー時代の瀬田さんとお手伝いさん)

日仏融合料理を完成させる

ー偶然が重なって公邸料理人。瀬田さんは運がかなり強かったのですね!帰国後はご自身のお店を開かれていますがどのような経緯でしょうか?あれ、瀬田さんこの時おいくつ…

35歳で帰国しています!海・山のものが多い地域でかつ、瀬戸内海の魚を使って料理したかったので、兵庫県・西宮に「レストラン瀬田亭」をオープンさせました。生魚を使ったフレンチ料理は当時珍しく、これが今のカルパッチョになります(笑)25年間そこでお店を営んだのですが、阪神淡路大震災でお店もダメになってしまい、それをきっかけにお店を畳んで東京へ引っ越ししました。

ーカルパッチョで人気に!25年間もかなりすごいです!震災もご経験されて波乱万丈ですね。

この頃「日仏融合料理」というのを自分で作りました。モロッコ国 日本大使公邸にて、各国大臣を招いて晩餐会を催し好評を頂きました。日本の発酵食品を取り入れフランス料理に融合させます。信州味噌もそうです。当時は批評も多かったのですが、今は「うまみ」などが注目され、少しずつ定着してきています。

(モロッコ国 日本大使公邸での晩餐会のようす)

東京ではその後7年間「ビストロ瀬田亭」を開き、テレビでも料理番組やドラマの撮影のお料理関係の仕事を依頼され、やっておりました。

ー日仏融合料理とは確かに聞いたことない!初耳でした。そして松本に来たのですね!

はい、4年前に横田で始めました。信州味噌を使った融合料理を地元信州でやろうと戻ってきました。お店ではなく、料理教室を開き、出張料理指導や講演会などをしておりました。

しかし、「食べたい!」という声が増え、今はこの一軒家の一階で「ビストロ瀬田亭 コツナ」をしております。

読者メッセージ

ー留学に公邸料理人に3回もご自身の店舗を構える…信じられない人生ですね!信大の近くではありますが、学生は来られますか?

カップルや何かお祝いでくるお若い学生さんらしき方は時々いますよ(笑) 地元から家族が来て、家族と一緒に来る方もいます。うちは、お昼も安くて1500円で本格フレンチを楽しめますし、お酒などもコンビニで買ったのでも持ち込み可能です。是非気軽に来ていただけたらと思います!

ー学生や若者へのメッセージはなにかございますか?

人生を楽しく生きるためには、何かしらの武器が必要。なにか武器があれば頑張りがきくし、諦めなくなります。是非皆さんも自分の人生における「武器」を若いうちに沢山身に付けてください!

ー波乱万丈な70年を経験された、大胆不敵な瀬田さんだからこそ言えるメッセージですね!「人生の武器」しっかり見つけたいと思います!! 改めて瀬田さんインタビューありがとうございました!

店舗情報

住所 松本市北深志1-9-25
電話番号 0263-31-3654
営業時間 ランチ・11:30~14:00 ディナー・17:30~21:30
定休日 水・金・第2月曜は定休日
備考 予約なしでも可能ですが、貸し切りの場合もあるので電話していただけると有難いとのこと。

この記事を書いた人

マーサ

マーサ

信大1年 生粋の長野っ子 個人でブロガー活動、地域創生 教育 グローバル系大好きです。nagauniライター兼運営。趣味はダンス 音楽あれば常に踊ってます!現在は信大18新歓長・第三回信毎海外派遣記者・学生団体CHANGE・松本ユース平和ネットワークメンバー

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